アジアをおかずに飯を食う

【中国の田舎】世界の棚田の冠「龍勝」の田園風景は昔の日本を感じさせる絶景スポットだった【中国・広西チワン族自治区・桂林】

time 公開日:2017/04/17 time 更新日:2017/05/17

【中国の田舎】世界の棚田の冠「龍勝」の田園風景は昔の日本を感じさせる絶景スポットだった【中国・広西チワン族自治区・桂林】

世界の棚田の冠と称される「龍勝(龍脊)」にやってきました。

龍勝は、桂林からバスで3時間とアクセスしやすく、標高300〜1,100mに広がる美しい無数の棚田を見ることができる広西チワン族自治区屈指の絶景スポットとなっています。

龍勝(龍脊)の棚田

龍勝棚田の田園風景

龍勝(龍脊)の棚田は主に以下の3つのエリアに分かれていて、それぞれ異なる民族が暮らしています。

・平安(平安チワン族)

・金坑(ヤオ族)

・古壮塞(チワン族)

 

僕は「平安」と「金坑」に行きましたが、どちらの方が良いということはなくそれぞれの良さがあります。

時間が許す限り3つのエリアを観光するといいと思います。

ちなみに、最も観光地化されているのは「平安」で、レストランや宿泊施設が豊富で便利です。

もちろん「金坑」にも同様の施設はありますが平安に比べると数は少ないです。

おそらく「古壮塞」についても同様かと思われます。

平安

龍勝棚田の田園風景

平安チワン族の棚田風景が見られるエリアです。

チワン族は中国最大の少数民族で、1,854万人のチワン族が中国で暮らしているそうです。

1,854万って。もはや少数民族とは言えないような数字ですね…

 

龍勝棚田の田園風景

平安は3つのエリアで最も観光地化が進んでいます。

道の脇にはレストランやお土産屋が軒を連ねています。

 

龍勝棚田の田園風景

観光地なのでもちろん宿が豊富です。

欧米人もけっこう来るらしく、ユースホステルなんかもありました。

そこそこ充実した設備で快適に過ごしたいのであれば平安に滞在するといいでしょう。

僕は後述する「金坑」に泊まりました。

龍勝の安宿情報についてはこちら↓の記事をどうぞ。

 

龍勝棚田の田園風景

金坑もそうですが、龍勝の棚田エリアは木を基調とした建物がほとんどです。

広西チワン族自治区有数の観光地ということもあり、景観を大切にしているのだと思います。

龍勝は、棚田だけでなく村も美しいのが特徴です。

なんだかジブリ映画に出てきそうな景観です。

 

龍勝棚田の田園風景

僕が訪れたのは2〜3月でしたが、ピンク色の綺麗な花が咲いていました。

ただし、標高は高いので薄着は禁物です。

Tシャツ&パーカー&ウルトラライトダウンベスト&革ジャケットでちょうどよかったです。

夏はそこそこ暖かいかもしれませんが、冬はなかなか寒いです。

 

龍勝棚田の田園風景

棚田はぜひ山の上から眺めてください。

山の頂上にはビューポイントがいくつか設けられています。

村の中に案内板があるので道に迷うことはないでしょう。

平安も山の上に行けば行くほどこのような風情ある光景に出会えます。

龍勝に来たら登ろう!

 

龍勝棚田の田園風景

山の上にやってきました。

見下ろすと辺りには無数の棚田が広がっていました。

昔の日本もこのように美しい田園風景が各地に広がっていたのでしょうか。

初めて来た場所にもかかわらず、なぜか懐かしく感じます。

しばらく目の前に広がる田園風景を眺めながら風を感じた後、山を降りて2つ目の村「金坑」を目指します。

金坑(大寨村)

龍勝棚田の田園風景

金坑(大寨村)は、平安ほど観光地化は進んでいません。

ゆえにこちらの方が地元の生活を感じる機会が多いかと思います。

木造の橋を渡って村へと入ります。

 

龍勝棚田の田園風景

ご覧の通り、とても長閑な村です。

川沿いに通る石畳の歩道に風情を感じます。

村人総出で敷き詰めたのだと思いますがものすごい大変だったんだろうな…

 

龍勝棚田の田園風景

うん、とても風情があるね。

観光客向けではなくて地元の生活としてこういう光景を見られるのが「金坑」エリアの良いところだと思います。

 

龍勝棚田の田園風景

人も動物も穏やかです。

人によっては狂犬病が怖くて触れたくないという話も聞きますが、動物側がウェルカムであれば僕は喜んで触れ合います。

僕が移動すると一緒についてきて隣に座り込むとても可愛らしいワンチャンでした。

 

龍勝棚田の田園風景

「通学路」

 

龍勝棚田の田園風景

お腹が減ったので、龍勝の名物で郷土料理である「竹筒飯(読み方:ヂュートンファン)」をいただきます。

竹の中にもち米と具を詰めて直火にかけて調理するローカルスタイルな”おこわ”です。

僕は火を扱うのが好きなので一緒に調理させてもらいました。

 

龍勝棚田の田園風景

調理を開始してから30分、「竹筒飯」の完成です。

アツアツのモチモチで直火による香ばしさもプラスされてとても美味しい。

手間暇かけて作ると料理がより美味しく感じられます。

20元≒315円。

 

龍勝棚田の田園風景

こちらは卵と菜の花のスープ麺。

龍勝は標高が高くとても寒かったのでこういう温かい料理を食べると心がホッとします。

12元≒190円。

 

龍勝棚田の田園風景

こちらが金坑の棚田です。

標高300から1,100mの傾斜に数え切れない程の棚田が広がっており、650年前の元の時代から300年かけて作られたというから驚きです。

この景色を見るために村の入り口から50分ほどかけて登りました。

けっこう感動的な光景です。

 

宿はこの近くに確保しました。

この動画は宿からすぐの場所で撮影しました。

この景色と共に過ごした時間はとても贅沢なものでした。

 

龍勝棚田の田園風景

ただただ美しいの一言です。

絶景とはこの場所のためにある言葉なのかもしれません。

たるかり

たるかり

1年間の海外放浪生活を経て、山の中でテント生活をしながら小屋を建てる。その後、独立してフリーランスに。小屋を拠点に旅するように暮らしています。 [詳細]