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【動画あり】この国境ゆるすぎないか!?天然の国境「帰春川」で感じる中国とベトナムの田舎風景

time 公開日:2017/03/30 time 更新日:2017/08/03

中国のベトナム・天然の国境

国境付近は特にトラブルに巻き込まれる可能性がありますので、訪れる際は軽率な行動は控えて十分注意のうえ自己責任で行動してください。

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中国の広西チワン族自治区はベトナムと接しています。

大新県の徳天村には徳天跨国大瀑布と呼ばれる大きな滝がありますが、高さ80mから降り注がれた水は「帰春川」となります。

この帰春川は、天然の国境として中国とベトナムを隔てています。

幅100m程の川の先には言葉・文化が異なる別の国が広がっています。

今回はそんな国境沿いを散歩しながら2つの異なる国を同時に感じてみようと思います。

川を渡れば別の国

中国とベトナムの国境_帰春川

ここは徳天村から大新へと続く道路です。

一見普通の道路ですが、徳天村から歩いて1分、見慣れない看板を見かけました。

 

中国とベトナムの国境_帰春川

こちらは中国語表記。

 

中国とベトナムの国境_帰春川

こちらはベトナム語表記。

書かれている内容はおそらく同じです。

 

中国とベトナムの国境_帰春川

茂みの先には、中国では見慣れない建築様式の建物が見えます。

手前には川が流れています。

 

中国とベトナムの国境_帰春川

茂みを掻き分けて下へ降りると目の前に川が広がっています。

幅は100m程で、とても静かで長閑な川です。

 

中国とベトナムの国境_帰春川

中国と書かれた石が。

川の向こうにも同じような石が見えます。

 

中国とベトナムの国境_帰春川

向こうの建物にはベトナムの国旗が。

そう、この川を隔てて向こう側は別の国なのです。

こんなに居心地の良い国境は見たことがない

中国とベトナムの国境_帰春川

川沿いには遊歩道が設けられています。

念のため、地元住民に確認をして安全と判断してから歩いてみました。

めっちゃ気持ちいい。

 

中国とベトナムの国境_帰春川

聞こえるのは川のせせらぎと鳥の会話くらいです。

観光客はいません。

地元住民を少し見かけるくらいです。

以下は散歩中に撮った動画で、雰囲気が伝わるかと思います。

 

めっちゃ長閑!

 

中国とベトナムの国境_帰春川

周辺にはバナナやパパイヤが実っています。

 

中国とベトナムの国境_帰春川

ぱっと見優雅だけど、実は足を高速回転させて泳いでいます。

「プロなら陰の苦労や苦悩を人前でみせるべきでない」という長嶋茂雄の名言を思い出しました。

この国境、めっちゃゆるくないか?

中国とベトナムの国境_帰春川

この国境、警備隊とかちゃんといるのだろうか。簡単に渡れそう

ここなんて、浅瀬というか、もう繋がっちゃてるし。

 

中国とベトナムの国境_帰春川

国境沿いには民家があり、中国・ベトナム双方の日常を感じることができます。

川とともに生活をしているのですね。

素敵だと思います。

 

中国とベトナムの国境_帰春川

地元住民は川で貝を拾っています。

ん?ここ国境だよね?

 

中国とベトナムの国境_帰春川

昼寝をキメ込んでいる人もいます。

ゆるすぎじゃないか、この国境…

 

中国とベトナムの国境_帰春川

向こう側からイカダが流れてきました。

事前に設置されたロープを引っ張って進みます。

 

中国とベトナムの国境

はい、到着しました!

お疲れさまでした!

 

中国とベトナムの国境_帰春川

お駄賃をもらったおばぁさんは国へと引き返していきました…

この世に国境なんてなかったんや!

アクセス

中国とベトナムの国境_帰春川

徳天村から徒歩1分です。

徳天村の観光情報・アクセス方法はこちらの記事をどうぞ。

たるかり

たるかり

1年間の海外放浪生活を経て、山の中でテント生活をしながら小屋を建てる。その後、独立してフリーランスに。小屋を拠点に旅するように暮らしています。 [詳細]