水墨画の世界、桂林「漓江下り」を楽しむ3つの方法とそれぞれのメリット・料金・注意点について詳細に述べます

桂林と言えばやはり漓江下りでしょう。

水墨画の世界に迷い込んだような美しい絶景は必見です。

その美しさは、中国の通貨である20元札に描かれるほど

そんな桂林・漓江の楽しみ方ですが、船で川を下ることでしか楽しむことができないと思われている方がどうやら少なくないようです。

実は僕も、実際に桂林に行ってみるまではその中の一人でした。

現地に行って初めて他の楽しみ方を知りました。

せっかく船以外にも楽しむ方法があるのに、それを知らないで観光を終えてしまうのは勿体無いことだと思っています。

せっかく貴重な時間を使って桂林まで来ているんですし。

この記事では、水墨画の風景を楽しむ3つの方法とそれぞれのメリットについて紹介していきます。

その方法とは「大型客船で漓江下り」、「筏(イカダ)で漓江下り」、「徒歩で漓江下り」の3つになります。

それぞれ詳しくみていきましょう。

桂林「漓江下り」を楽しむ3つの方法

大型客船で漓江下り

水墨画の世界で有名な桂林「漓江下り」を楽しむ3つの方法

最も一般的な方法で人気があります。

上記写真のような外国人用の豪華客船なんかもありますので、ゆったり優雅に漓江の水墨画の世界を楽しむことができるでしょう。

冠岩、童子拝観音、九馬画山、黄布倒影といった名所ももちろん見ることができます。

黄布倒影は先に説明した20元札の風景が描かれた場所です。

所要時間は4〜5時間、その間は船から降りることはできません。

メリット

  • 一度乗船してしまえば、船に乗りながら主要な見所を全て見ることができる
  • 桂林からそのまま船で次の有名な観光地である陽朔に移動できる
  • 昼食付き

料金・注意点

  • 普通客船(中国人向け):150元≒2,378円程度
  • 豪華客船(外国人向け):300元≒4,756円程度

ツアーの手配は、桂林市内に無数にある旅行代理店で行います。

送迎付きがほとんどです。

当日券は扱っていませんので、遅くとも前日までには手配が必要です。

船から20元札の風景と同じような写真を撮ることは構図の関係上できません。

筏(イカダ)で漓江下り

水墨画の世界で有名な桂林「漓江下り」を楽しむ3つの方法

意外なことに中国人観光客に人気の方法です。

筏での漓江下りの最大の魅力は目線の低さでしょう。

下から見上げる桂林のカルスト地形が作り上げる岩の絶景は目を見張るものがあります。

また、客船と比べて短い時間で漓江下りのハイライトスポットだけを楽しむことができます。

難点としては、客船に比べて川を下る距離が短いこと、料金が割高であること、小舟用モーターを使用して筏を動かすため音が激しいことが挙げられます。

メリット

  • 迫力感ある漓江下りを楽しむことができる
  • 漓江下りの中でもハイライトスポットだけを1〜2時間で楽しめる

料金・注意点

  1. 楊堤→九馬画山:118元≒1,870円
  2. 楊堤→九馬画山→兴坪:216元≒3,425円

1の場合は自力でタクシーを手配して観光拠点である兴坪(シンピン)まで移動する必要があります(タクシー自体は九馬画山で簡単に見つかる)。

距離と値段を考えると客船に比べてコストパフォーマンスは低いです。

モーター音はなかなか大きいのでなるべく静かな環境で楽しみたい方は注意が必要です。

また、天候に左右されやすいです。

楊堤は小さな村ですが居心地が良くとても良い場所でした。

田舎が好きな方はきっと気に入ると思います。

徒歩で漓江下り

水墨画の世界で有名な桂林「漓江下り」を楽しむ3つの方法

漓江沿いにある遊歩道を歩いて下る、最もマニアックな方法です。

この漓江下りのポイントは何と言っても、美しい風景を感じながら自分のペースで楽しめること。

ハイキング好きには堪らない楽しみ方と言えます。

楊堤から、冷水村(九馬画山)または兴坪までのルートです。

冷水村で終える場合はタクシーを使用して兴坪まで移動します。

冷水村から兴坪は、川沿いから少し離れた道路を歩くためさほど感動するような景観は少ないです。

天候に左右されるという欠点があるので、拠点である「楊堤」に宿泊して晴天に恵まれた日を選んで楽しむといいでしょう。

よってこちらは時間に余裕のある方向けの楽しみ方となります。

徒歩による漓江下りをした時の様子はこちら↓

メリット

  • 最もコアな漓江川下りを体験できる
  • 3つの方法の中で最安
  • 自分のペースで楽しむことができる
  • 食事や休憩がてらに各所にある農村の雰囲気を楽しめる(宿泊も可能)
  • ハイキング好きには堪らない

料金・注意点

  • 桂林または陽朔から出発地点である楊堤までのバス:42元≒666円
  • 途中「冷水村(九馬画山)」でボートに乗って対岸に渡る必要あり:10元≒159円

僕は行った時は楊堤の遊歩道は立ち入り禁止となっていたため、楊堤から立ち入り可能な近くの遊歩道まで乗り合いタクシーを使って移動しました(支払った金額は失念してしまいました、すみません…)。

徒歩による漓江下りのハイライトスポットである楊堤→冷水村までは徒歩で約4時間30分要しました(途中1時間の昼食タイムあり)。

冷水村から兴坪までの所要時間は1時間30分ほどでした。

長時間歩きますので、動きやすい服装・靴で臨みましょう。

整備された遊歩道なので急な上り下りはありませんが、荷物が多い方は兴坪または陽朔で宿等に荷物を預けた方が無難です。

さいごに

漓江下りを楽しむ3つの方法とそれぞれのメリット・料金・注意点についてお伝えしました。

漓江下りはとても感動的で心にグッとくるものがあり、僕にとって一生忘れることのない大切な思い出となりました。

上記3つのうちどの方法が最も優れているということではなく、それぞれにメリットがあると考えています。

それぞれの特徴を知った上で自分に合った楽しみ方を選んでみてください。

本記事が、漓江を楽しみたいという人たちのための架け橋となってくれることを願って今回はこの辺でお別れしたいと思います。

それでは、良い旅を!!