香港は200を超える島々で構成されていますが、今回の舞台は香港で一番大きな面積を持つ島「ランタオ島(大嶼山)」です。
山あり、自然あり、巨大な大仏ありと、九龍や香港島にはない魅力に溢れた観光スポットとなっています。
たまには都会を離れて自然にどっぷりと浸かるのもいいですね。
ランタオ島および天壇大仏へのアクセス
ランタオ島に行く方法はいくつかあるのですが、今回は最も簡単なルートを紹介します。
1.MTRで東涌駅へ
ずは香港島の中環に向かいましょう。
宿が集中する尖沙咀エリアから行く場合は、フェリーで香港島まで渡るのがコスパが良くていいと思います。
中環からはMTR(地下鉄)でランタオ島で一番賑やかな東涌に行くことができます。
2.バスで天壇大仏へ
天壇大仏を見に行く場合は、東涌駅B出口から出ている23番バスに乗って天壇大仏がそびえる山の前で下車します。
天壇大仏
天壇大仏は標高520mに鎮座するとても大きな大仏です。
さっそく拝みに行きましょう。
門の入口では牛さんが出迎えてくれました。
口の中に指を入れるとお乳と勘違いしてものすごいしゃぶってくる可愛いヤツでした。
挑戦してみたい方はウェットティッシュ持参をおすすめします。
268段の階段を気合いで登っていきます。
登るのも大変ですが、この階段を作った人はもっと大変だったんだろうな。
登りきったご褒美はこの景色です。
空気が美味しいね。
目の前には大きな大仏が鎮座しています。
内部に入るにはチケットが必要です。
チケットは268段下がったところで売られているので、入りたい方は登る前に購入しておきましょう。
大仏を目の前にして気が変わってやっぱり入りたいってなると、下まで降りてチケットを買ってまた登る必要があります。
どこの国でも山は神聖な場所として崇められているみたいですね。
それにしても、よくもまぁこんな高い場所に作ったもんだ。
寶蓮寺
寶蓮寺は香港で最も有名なお寺の一つと言われています。
熱心にお参りをしている仏教徒の方々の姿が印象的でした。
九龍や香港島といった都会とは違い、ランタオ島には自然が溢れています。
このようなハイキングコースが整備されているので、自然好きにはたまらないかと。
まさか香港に来て自然を満喫できるとは夢にも思いませんでした。
心経簡林
ハイキングコースをしばらく進むと「心経簡林」に遭遇しました。
ここは香港のパワースポットで、38本の木の柱に般若心経(はんにゃしんぎょう)が掘られています。
般若心経は、大乗仏教の空・般若思想を説いた経典です。
個人的には木の柱よりも、こちらの壮大な景色のほうがパワーを感じました。
眺めているだけで心がスッと落ち着いてきます。
サッカー日本代表のキャプテン・長谷部選手の著書「心を整える。」を読まずとも、心が整っていくのを実感しました。
やはり自然は偉大ですね。
ランタオ島には重慶マンションで知り合った旅仲間と一緒に行ったのですが、最後はその彼に神が降臨したかのような神秘的な写真でお別れしたいと思います。
レッツ・エンジョイ、香港ライフ!